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交通事故で目撃者に助けられた話

お盆の頃に母、私、姉の3人で母親の実家に行った帰り、交通事故に遭いました。通った道は普段からよく使っている道ですが、信号のない狭い交差点で、一車線道路です。運転していた母は速度標識を守って40㎞で走行していましたし、普段から指定速度よりスピードを落として運転し、事故を起こすような人ではありません。普通に運転していたとき、助手席に乗っていた私をめがけて後ろから車が突っ込んできました。車はくるっと一回転し、窓ガラスは割れ、破片が車内に飛び散りました。私は左ひじを強く打ち、内出血した状態。さらには首を強く打って真っすぐにするのは困難な状態です。「大丈夫ですか?」と声をかけられ、「大丈夫なわけがない、はやく救急車を呼んで」と感情的になりました。その数分後、別の人がまた同じ声をかけてきます。わけがわからなくなって訊ねると、事故を起こした本人。自動車免許を取得して日の浅い初心者の子だと判明します。そして、私が事故を起こした本人だと思って怒ったのは、全く関係のない向かい側を走っていた人で、申し訳ない気持ちになりました。その人は再び「もうすぐ救急車が来るからね。立てる?」と心配してくれました。現場に救急車が到着して15分かけて病院まで行き、応急手当てを受けて再び現場へ。警察にシートベルトの有無、速度を守ったか?の質問をされて答えます。その後、事故の事情説明は目撃者から聞いているので結構です!と言われました。多分、説明してくれたのは最初に声をかけに来た人でしょう。車の中から電話している姿が見えたのです。私は、そのおかげで被害者だと証明されて、病院通いのお金も無料になりました。